本番
撮影初日まず思ったのが佐世保はとにかく「暑い!」
外に立っていたら何もしなくても5分で汗だくになります。
今回特に空手シーンなどがあり、室内はサウナ状態。
外でも中でも常に暑い!
空手シーンのために霧吹きを用意していましたが、
全く必要ありませんでした(笑)
暑く、熱い夏の始まりです!!
佐世保での撮影が10日、東京での撮影が3日、
合わせて約2週間。
これは長編映画を撮るにはかなりタイトなスケジュール
ほぼ全シーン1テイクで撮らなければ間に合わない状況。
実はそのためのリハーサルでもありましたが、
改めて考えても信じられないスケジュールです(笑)
ですから撮影は初日からフルスロットル!
皆信じられない程の集中力でどんどん撮っていく!
さすが1年間共に戦ってきた仲間たち
心強いとしか言いようがありません。
一年間の成果を見せる空手シーン
写真でもわかるように、
なんてキレイに揃った動きなんでしょうか(笑)
実は空手に関しては撮影に入っても深夜、
宿舎の近くの駐車場で稽古をするなど本当ギリギリまで動きを追求してきました。
そのかいあって空手の先生方にも本物にしか見えないと
お褒めの言葉をいただきました。
物語の核である家族のシーン
空手が体のぶつかりなら、家族のシーンは心のぶつかり。父、母、息子のそれぞれの繊細な芝居が要求されます。
このシーンは気に入らないという事で急遽変更が
加えられ、監督と役者、スタッフと話し合いから始まり、
撮り終わったのは深夜2時とかでした(笑)
時間がないとか関係なく、まさに一切の妥協なく作ったと
言えるでしょう。
言葉じゃなくて魂で繋がっている、そんな家族になったと
思います。
ラスト2日間はクライマックスのインターハイのシーン
監督が一番こだわったのがこのインターハイのシーンで、
徹底的にリアルを追求しました。
実はこのシーン、リアリティを出すために審判団、対戦相手すべて本物の方にご出演いただいております。
そして本当にインターハイで使われた会場、観客役で大量のエキストラと本物にこだわって作り上げました。
自画自賛ですが相当リアルな絵に仕上がっていると
思います。
ここから最後のシーンまでの流れ、、、、相当いいですよ(笑)
期待しててください!
ほぼ寝ずに走り抜けた2週間
よく誰も倒れなかったなというのが率直な想いです。
こうして人生で一番熱い夏は過ぎていった。